筆記具(シャーペン、ボールペン)はネットと店舗どこで買うのか?個体差について考える!

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文具関係

皆さんはシャーペンやボールペン等の筆記具はどこで買っていますか?

筆記具の購入先は「ネット販売」「店舗販売」の二つに分かれると思います。

価格だけを重視すれば基本的に「ネット販売」で購入する方が安く手に入る事が多いと思います。一方「店舗販売」では、高級品や箱入りではない筆記具であれば手に取って試し書きができるので、自分に合ったペンかどうか確かめる事が出来ます。

「ネット販売」そして「店舗販売」にはそれぞれ一長一短があり、どちらで買うのがよいのか考えてみたいと思います。

文具を買うのはネットか?店舗か?

筆記具だけに限らず大量生産されたパーツには誤差が生まれます。誤差のあるパーツを組み立てた場合、不良品とまでいかないギリギリの商品も店舗に並んだりします。

この誤差によるギリギリの商品がガタツキやグラつき、異音、動作不良等さまざまな問題を起こします。このように一つ一つの商品の違いを「個体差」として、購入者は筆記時や見た目で品質の違いを感じる事となります。

筆記具の個体差を上手について深堀りしていく上で、「インターネット」または「店舗」のどちらで購入するのがよいのかを考えてみます。

 

 

「ネット販売」と「店舗販売」の違いについて

「ネット販売」と「店舗販売」による購入で、それぞれのメリット・デメリットがあるので状況や目的に応じて使い分ける事が大事だと思います。
その為にも「ネット販売」と「店舗販売」の特徴を知る必要があります。

 

「ネット販売」の特徴

シャーペン等をインターネットで購入する場所
・Amazon
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング
・ロフトネットストア など
インターネットで購入

インターネットで購入

ネット購入の最大の魅力は、時間や場所を選ばずに購入する事ができる点です。思い立ってすぐに注文できるのはネット購入の利点です。

私も夜遅くに気になっていたシャープペンを見ていたらついつい欲しくなって注文してしまったり、タイムセール等で安く購入できる時などお得な買い物ができるのは非常にありがたいです。
また、他の方による商品レビューや評価を見たりする事で、メリットデメリットも参考にできるのは購入する上でもよい判断材料となります。

ネット購入の欠点としては商品の質感や色合いなど、写真の色合いや明るさによって実物と違いが生じることです。
その為、実際に商品が届いてみたが思っていたのと色合いや、質感が違ったという事も起こる可能性があります。また、書き心地や握りやすさも商品が届いて筆記してみないと分かりません。さらに包装状態が悪い場合もあり、特にシャープペン等の文房具は小さいため箱以外に封筒のような入れ物でしかも商品は裸のまま入っている事もありました。それによって配送中に破損する可能性もありますので、返品処理をする事で商品が手元まで届くのに日数を要するのも欠点です。

「ネット販売」で購入した方がいい人
・価格を少しでも安く購入したい方
・手間をかけずに商品を注文・納品をしたい方
・不良品や返品の対応に慣れている方

 

 

「店舗販売」の特徴

シャーペン等を店舗で購入する場所
・大型雑貨店(ロフト、ハンズ等)
・書店(附家書店、紀伊国屋書店等)
私が住んでいる徳島県で主に購入している店舗
・大型雑貨店(ロフト)
・書店(附家書店、紀伊国屋書店)
・文具館(文具館チャーリー、文具館B2、Bunzo等)
店舗で購入

店舗で購入

店舗購入のメリットは、店舗に置いてある筆記具を実際に見て、質感や書き心地などをその場で確認する事ができるのが最大のメリットです。(裸で売られている商品は試し書きは可能ですが、箱入りの商品や高級品は試し書き用のサンプルあれば可能)
後はその場で商品を購入して、すぐに使用する事が出来る事です。

スマホで「文具店 近く」などのキーワード検索する事で、現在地に違い周辺店舗が一覧表示されるので便利です。

大型雑貨店(ロフトやハンズ等)の他文房具店や書店では品揃えが充実しています。
また、それぞれの店舗によって取り扱う商品も違うので、いろいろな店舗を見て回ると店舗の個性がわかり面白いですよね。私も息子と初めてきた店舗に入ったときは、テンションが上がります。見終わった後、どの店舗が良かったなど評価したり、あまり見かけない珍しい商品があれば文具好きであれば楽しい時間を過ごせることでしょう。店舗にはそういったワクワク感があります。

他にも個人経営の文房具店もその店ならではの商品を置いてある可能性があるので、掘り出し物を発見できるかもしれません。

店舗購入の欠点は、基本定価で購入する事になるのでインターネットで購入するより割高に感じます。また店舗に陳列されている筆記具等は、剥き出しで置かれている場合、人が触ったり試し書きなどを行っているので新品の商品を購入したという満足感は減少するかもしれません。

 

 

筆記具(シャーペン、ボールペン)の個体差とは

シャーペンやボールペンは、店舗で棚に数本並べて販売されています。この商品を筆記したり操作してみると、書き味や握り心地の他にノック感やノック音などに違いがある個体があります。
これは製造過程による部品ごとの誤差や、組み立ての精度によって商品の違いが発生します。
この商品の違いが「個体差」となります。

このような大量生産の商品は、検品作業などを強化すれば商品の価格上昇に繋がるので、同じレベルばかりの良品をつくるのは難しいと思います。その為、「個体差」があるのはある意味仕方がない事だと思います。

シャープペンやボールペンによる「個体差」がある箇所は主に次のとおりです。

個体差がある部分
・ローレットグリップの加工精度
・塗装や印字の質感
・木軸などの木目模様
・ノック音やノック感
・グラつきや異音

 

 

満足できる「個体差」を見つけるには

筆記具は、コストの関係もあり一本一本同じ商品のレベルまで合わせる事は出来ないので、やはり「実店舗」で見て触って選ぶのが後悔する事なく満足のいく購入方法だという事です。

インターネットの最大の利点である「価格」と「手軽さ」は魅力的である一方、どのような「個体」が届くかは運まかせとなってしまうのが欠点であるのです。
自分で満足できる個体を見つけるには、実際に手に取って数本置いてある中からベストな一本を選ぶ事が重要です。

そのため、自分好みの個体を選びたい方は「店舗」で実際に触って購入するのがお薦めです。誰かが触ったり使用しているからと「ネット販売」で購入して好みに合わない個体に当たるより、誰が触ったかわからなくても「店舗」で好みの個体を選ぶのが結果てきに満足できるのではないでしょうか。

 

ローレットグリップの違い

主に金属製のシャーペンやボールペンのグリップには「ローレットグリップ」を採用している商品があります。「ローレットグリップ」とは、金属等の表面に凹凸模様を切り込む加工の事です。

ローレット加工には主に「菱形パターン(ダイヤローレット)」と「四角パターン(スクエアローレット)」が一般的で、切り込みの深さやパターンのサイズによって握り心地やグリップ力が変わります。

実はこの「ローレットグリップ」は意外と「個体差」がある部分で、店舗で何本かあるペンを握り比べてみて下さい。以外と少し滑らかなグリップと、滑りにくいザラついたグリップとがあり、握り心地やグリップ力の違いを感じる事ができます。

ここでは一例ですが、ぺんてるの「グラフギア500」のローレットグリップをご紹介します。

ローレットグリップの拡大図

グラフギア500のローレット加工は「菱形のダイヤローレット」が採用されています。
菱形の指に触れる上部の角は水平にカットしているのですが、個体差によりカット位置やカットの断面に誤差があります。
さらに、グラフギア500は縦に4本深く溝が彫ってあり、菱形のどの位置に溝が入っているかによって断面の深さが変わります。
断面が深い程、引っ掛かりが増えるので必然的にグリップ力が上がる訳です。
実際にローレットグリップを握って指先を滑らせてみると、グリップ感の違いを感じる事ができます。

ローレットグリップ 溝の位置による違い

店舗で実際に何本か握って指で滑らせてみたら、グリップが甘い個体としっかりと食いつく個体があるのが分かります。

ローレットグリップのシャーペンを購入する場合は、店舗で実際に握って自分好みのグリップ力を選んでから購入してみてはいかがでしょうか。

 

 

木目のボディ軸による違い

木軸(樹脂含浸カバ材)

同じ木軸ペンであっても木目模様の違いによって、木軸ペンの見た目や所有欲を決定づける要素です。

木軸のシャーペンで人気のあるパイロット「S20」では、樹脂含浸技術によって木材でありながら強度や耐久性を向上させた技術です。
この樹脂含浸カバ材は、経年変化を楽しめ木の美しさを堪能できるシャーペンとなっています。

「S20」の木軸はペン中央部より前軸と後軸に分かれています。そのため前軸と後軸の木目模様や色の濃さの繋がりがある個体と、繋がりの悪い個体が存在します。息子が購入したこの「S20」はインターネットで注文したので、商品が届くまで個体差は分かりませんでした。開封してみると前軸より後軸の方が色が薄く、木目の繋がりはもう一歩という個体でした。

木目や色合いにこだわりがある方は、インターネットで購入するより現物を見て自分に合った「S20」を選んだ方が満足度は高いと思います。

 

パイロット S20

パイロット「S20」の画像

木軸ペンの前軸と後ろ軸による違い

 

木軸(オーク材)

三菱のuniから発売されているピュアモルトシリーズの「ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)ノック式」通称「ピュアモルト2000」では、ウイスキー樽を木軸にしたシャーペンです。
何十年もウイスキー樽として使われていたオーク材をシャーペンの素材に使われています。

この「ピュアモルト2000」も一つ一つの木目の違いがあり、軸の色に深みを出すためにオフブラック仕上げとし、気品や重厚感を感じさせています。
オフブラック仕上げにしているため木目を楽しむというより、木目の溝の模様に個性を感じるペンとなっています。

ピュアモルトシリーズで、オフブラック仕上げをおこなっていないタイプは「S20」同様木目が目立つタイプもありますので店舗で実際に見て購入する方がよいかもしれません。

 

uni ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)

uni ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)の画像

ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)の木目模様

 

 

文字・ロゴの印字品質の違い

シャーペンのボディに印字されているロゴや商品名等にも個体差があります。
特にプラスチックボディであれば、パーティングラインといって、合わせ目による筋が入ります。その筋の上に文字をプリントすると文字が擦れたり、文字が欠けたりする事があります。
私が持っているパイロットの「S3」は樹脂ボディで、よく見てみるとパーティングラインが見えます。このパーティングラインの丁度上に文字が印字されています。

パーティングラインと文字印刷

このような文字もパーティングラインの程度によって印字の仕上がりに違いがでるので、店舗で見比べてベストな方を選ぶといいと思います。

 

 

ノックキャップのグラつきや異音の違い

ノックキャップのグラつき

シャーペンのノックキャップは、個体差によってガタツキが大きい場合と小さい場合があります。
シャーペンのパーツは主にネジきり部分とはめ込み部分で組み立てていきます。そしてノックキャップは、基本的にはめ込み式となっています。ノックする為の隙間と、はめ込むための隙間の厚みの誤差によってグラつき等の問題が発生する場合があります。

特にこの「ピュアモルト2000」はグラつきが大きい事が多いシャーペンのようです。私が購入したこのペンも同様にグラつきがあり、筆記時にカチカチと不快な音が鳴りました。

このノックキャップのグラつきや接触する音の対策として自己責任ではありますが、セロテープを軸に1周程度巻いてノックキャップをはめるとガタツキや緩みが解消されます。グラつきをゼロになる事はありませんが、不快な音が鳴る事はなくなりました。
※セロテープによってべたつきがキャップに付く場合があるので、リスクを受け入れる覚悟がある方は自己責任で行ってください。

ピュアモルト2000 ノックキャップのグラつき

ピュアモルト2000 ノックキャップのグラつき

 

芯硬度表示窓のグラつき

製図用のシャーペンではノックキャップ部に芯硬度表示窓がある場合もあり、構造上どうしてもこの表示窓がグラつく場合があります。
私が所有している「グラフギア500」では、「0.5mm」と「0.4mm」の2本持っていますが前者の方はグラつきが大きく、後者はグラつきが全くありません。このグラつきで異音がするわけでもないのですが、やはり触れたときに安っぽさを感じるのは残念に感じました。

グラフギア500 芯硬度表示窓のグラつき

グラフギア500 芯硬度表示窓のグラつき

ノックキャップや芯硬度表示窓のグラつきが気になる方は、インターネットで購入するより店舗で実際に触ってグラつきのない個体を選ぶ事で回避する事が可能です。

 

 

ノック音による違い

ノック音やノック感の違い

シャーペンの個体差で、ノックの音やノック感も実は1つ1つ違いがあります。
店舗で販売されているシャープペンを数本手に取って、ノックをし比べるとノック音の大きさや音の高さが違うのが確認できます。

基本同じ材質で同じパーツを組み立てたので同じにならないとおかしいのですが、やはりパーツの微妙な誤差により組み立てたときのズレによってノックの押し心地や音が違うのでしょう。

見た目が少しでも綺麗な個体を選ぶ事はあっても、ノックを比べる人は少ないかもしれません。しかしどうせ選んで購入するのであればノックも悪いより良い物を選んではいかがでしょうか?

 

 

 

最後に

皆さんはシャーペンやボールペンを買う場合、どこで購入していますか?
私は筆記具を購入する場合、基本的には安く購入できるインターネットを利用する事が多かったのですが、筆記具の個体差を意識するようになってから店舗で購入する機会が増えました。

その理由は、価格以上に個体差による見た目や品質のいい筆記具を手に入れたいからです。

個体差でもっとも影響するのは、やはり木軸ペンの木目や色合いの違いだと思います。他には、ローレットグリップのグリップ力や握り心地が違います。
そして、寸法の誤差によるガタつきや印字などの個体差もあります。これらの品質を文具店で購入するか、価格を重視してインターネットで購入するかは文具の種類や価格差によって購入者が決める事になります。

どちらで購入するのが正解という事ではありません。本人が納得して、価格に対して筆記具を満足して購入できたかどうかが大事だと思っています。
店舗購入、インターネット購入と互いにメリットやデメリットがあるのでしっかりと理解して、よりよい文具生活を送っていただければと思います。

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