文房具好きには刺さるかもしれない「ペンケース」をレビューしたいと思います。
2025年2月に発売された商品で、リヒトラブから登場した「XCOA(エクスコア)」シリーズから「スタンドブックペンケース」をレビューします。
このペンケースは中央部分が180度開き、左右に文具を入れた状態で立てて使うスタンドブックペンケースとなっています。その為、内部がよく見える状態で必要な文具を選んで出し入れする事が可能です。
この「リヒトラブ(XCOA)スタンドブックペンケース」は他のペンケースとは違うコンセプトの商品となるので好みが分かれとは思いますが、好きな人には刺さる商品だと思います。
「リヒトラブ」というメーカーについて
リヒトラブは大阪市に本社を置く事務用品メーカーです。
事務用品を主に扱うメーカーでファイルやバインダー、そしてペンケースなど機能性を重視した商品展開となっています。
そしてこの記事で紹介する、ペンケースは他社に比べてコスパがよくユーザーの立場に立ったコンセプトで開発されたのではないかと思う程です。
その中でも「XCOAシリーズ」のペンケースはコンセプトもわかりやすく4種類のペンケースを2025年2月に発売しました。
「XCOA(エクスコア)」シリーズとは
XCOA(エクスコア)
様々なプロダクト「X」を通じて、Creative「創造的」なアイデア、Optimal「最適」な機能性、そしてAuthentic「本物」の品質を提供します。
筆記具を大切に収納できるペンケースで、お気に入りの筆記具を独自の「クッションループ」が搭載され1本1本を大事に収納できる事で、ペン同士の傷つきを防止すると同時に筆記具を見せる機能性のあるペンケースです。
「XCOAシリーズ」はそれぞれ使う用途がハッキリとしているので、用途に応じて選べるので満足度がたかい商品だと思います。
それでは、4種類のペンケースを簡単に説明をしていきます。
リバーシブルクリヤーペンケース
目を引く「ネオンイエロー」カラーの他3色のインパクトあるカラーリングに、透明のフタから「クッションループ」でセットしたペンを眺める事ができるペンケース。
・ペン同士の傷つきを防止するクッションプレート搭載
・観賞用の透明フタを採用
・定価:2,750円(税込)
スプレッドダブルペンケース
ナイロン生地を使用した大容量タイプのペンケースで、XCOAシリーズでは最大の収納力をもっています。ペンケースにたくさんの文具を入れたい方に刺さる商品です。
・ペン同士の傷つきを防止するクッションプレート搭載
・背面には文具が格納できるポーチ機能
・定価:3,520円(税込)
ハードシェルペンケース
衝撃に強いEVA素材を外装に使用したハードシェルタイプのペンケースです。大事な文具を守りながら、実用面でもペントレー機能が搭載されたペンケース。
・ペン同士の傷つきを防止するクッションプレート搭載
・フタの表と裏にはペントレーとして使用可能
・定価(税込):3,850円
スタンドブックペンケース
高級感あるPUレザーを使用した手帳型のペンケースです。
自立式のスタンドの採用により、必要な筆記具をすぐに使用することが可能。
・ペン同士の傷つきを防止するクッションプレート搭載
・ペンを傷から守るクッションフラップ付き
・定価(税込):3,850円
以上の4種類の中から、私が選んだのは「スタンドブックペンケース」でした。
「リバーシブルクリヤーペンケース」は私の使用目的と一致しなかったことで除外したのですが、残りの「スプレッドダブルペンケース」は圧倒的な収容力、そして「ハードシェルペンケース」は、ペントレー機能に魅力を感じ選ぶのに骨が折れました。
それでも「スタンドブックペンケース」に決めた理由は、やはりスタンド式のペンケースに魅力を感じた事と所有感あるペンケースである事でした。
気に入ったペンがずらりと並んだペンケースから、必要な文具を出すのを想像するだけで魅力を感じました。後は材質が「PUレザー」である点にも大きな魅力を感じました。ナイロンやEVAの材質よりもPUレザーの上質な触り心地や質感は価格以上の満足感があります。
リヒトラブ スタンドブックペンケースの基本スペック

寸法:165mm✕40mm✕215mm
材質:PU・ポリエステル
色:24ジェットブラック
・自立式のペンケース
・ペンを隠さず保護するクッションループ採用
・ペンを傷から守るクッションフラップ搭載
・ペンホルダー部の収納本数6本
・ポケットプレートにはシャー芯ケース、定規や付箋の他に小さなノートも収納可能
・背面ポケットにはB6サイズのノートや手帳を収納可能
ペンケースとしては少しサイズが大きいですが、厚みがそこまで厚くないのでそこまで持ち運びに不便は感じません。但し、スタンドタイプにセットするとサイズ感あるように思いました。
使ってみて良かったところやイマイチなところ
購入して実際に所有してみて良かったところや、イマイチだったところをお伝えしていきたいと思います。
購入を検討している方や、所有感満たすペンケースを探している方などの参考になれば幸いです。
リヒトラブ スタンドブックペンケースの良かったところ
リヒトラブのスタンドブックペンケースを使ってみて、良かったところをご紹介いたします。
自立式のスタンドペンケース

このペンケース一番のウリは、自立式のスタンドペンケースである事に尽きると思います。
明らかに他のペンケースとは違うのは見てわかります。机の上に立てたペンケースに並ぶペンを眺めるって文具好きな方にはテンションが上がると思います。ディスプレイ要素があるので、自分が気に入った配置に入れ替える楽しさもあります。必要なものがすぐ手に届くのといった使い勝手もなかなか良いペンケースだと思いました。
ペンケースの右側はメインとなるペンを6本セットする事が可能です。私はここに全てシャープペンをセットし、芯径の太さや濃さが違うようにセットしています。
そして左側は本来だと「定規、シャー芯のケース、消しゴム、付箋やメモ帳」等をセットするスペースだと思いますが、私は「ボールペン、定規、シャー芯ケース、消しゴム」にして、カラーペンをメインにセットしました。結果的にそこそこのペンを収納する事が出来ました。
(右側)
・ロットリング600
・アルファゲルスイッチ
・グラフギア500(0.4mm)
・グラフギア500
・S3(0.4mm)
・グラフギア1000(左側)
・ピュアモルトプレミアム4&1
・サラサR(バイオレット、オレンジ、スカイブルー、フレッシュグリーン)
・定規(100均)
・ジェットストリームエッジ
・モノ消しゴム
・モノスティック
・シャー芯ケース(UNI0.5mm「B」)
・シャー芯ケース(Ain0.4mm「HB」)
・木軸シャー芯ケース(Ain0.5mm「HB」)(表面ポケット)
・A6ノート
・下敷き
続いて、このペンケースがどういう仕組みで自立させるのかをお見せします。

写真のように上側を始点にして足元が手前に①の方向に傾きます。
無制限に開きすぎないように、②のナイロン生地の長さによりこれ以上開かない状態が一番安定します。スペースがそこまでない場合は、足の開きを狭くして対応します。
※足の開き具合により安定性が変わるので注意して下さい。
上質な「PUレザー」による所有感

スタンドブックペンケースの材質は「PUレザー」が使われており、ナイロン製のペンケースよりも高級感があり所有した喜びを感じます。
また、表面にエンボス加工に「XCOA」のワンポイントの型押しがされるなど、年齢者や性別を問わずに使用が出来るペンケースだと思います。
※PUレザーは、汚れや水分にも比較的強いので日常使いにも広く用いられています。
あると役に立つ表面のポケット

表面には浅いポケットがあり、薄い物であれば収納が可能となっています。
私は写真のように「A5のノートとポケットサイズに合わせて切った下敷き」を収納する事で、必要時にメモをしたり下敷きを取り出せるようにしています。
ただし、ポケットの厚みが薄いために写真のように形が少し浮き上がるのは残念ですが、このポケットがあるのは嬉しかったです。
ノートの厚みが気になる場合は、下敷きを入れておくだけでも必要な場合に役立つのではないでしょうか。
左右のペン同士が傷つけないためのクッションプレート搭載

通常のペンケースは多くが「バンド」にペンを通して固定します。(写真のクリップに通っているのがバンドです。)
このバンドがペン1本につき中央付近に1個で固定した場合だと、ペンが揺れた時に隣のペンに接触して傷がついてしまう恐れがあります。他にも上側と下側にバンドが搭載されているペンケースもあります。これであれば理論的にペン同士が接触しません。しかしバンド2か所にペンを通すので、少し気を使いながら出し入れする必要があります。
リヒトラブの「クッションプレート」が他のバンドとは違うのは、左右のバンドでペンを挟むという画期的なアイデアが非常に良いという事です。
クッションプレートを採用した事で、本来バンドで隠れる部分がしっかりとペンを見せれるので見た目にも満足ができます。そして機能面でも、ペンの出し入れをする場合非常に取り出しやすく、また収納もしやすいのが良かったです。
ペンが向かいの文具で傷つけないためのクッションフラップ

このクッションフラップは「さすがリヒトラブさん、よくわかってる!」と言いたくなる気遣いでした。
私はペンケースにペンを入れいる場合、向かいの文具に当たって傷が入るのが非常に気になってしまいます。右側のペンが左側の文具と接触してお互い傷つけあわないようにクッションフラップが搭載されていなければ、私はこのペンケースは購入には至らなかったかもしれません。私にとってそのくらいこのクッションフラップは重要で必要な機能だと思っています。
また、このクッションフラップは収納時にしか必要のない機能で、立てて使う場合や通常のように寝かせて使用する場合は非常に邪魔になります。
しかしこの問題点もクッションフラップを、後ろ側に回り込ませて収納できる設計となっています。


このようにクッションフラップは、違和感なく収納する事ができました。
スムースに開閉する上質なファスナー

スタンドブックケースのファスナーはYKKではありませんが、特に引っ掛かりもなくスムースに開閉するファスナーとなっています。
ファスナーの色も真鍮色で、アンティーク調とブラックのPUレザーの融合で非常にマッチしていると思いました。
そしてファスナーの引き手はPUレザー製となっているので、チャックと接触してカチャカチャという音がしないのもいいですね。
コスパが非常に良い
定価3,850円(税込)のところがAmazonだと2,300円程度で購入する事ができました。
定価でも商品の内容を見ればそこまで高いと感じる事はありませんが、Amazonで購入する価格であればコスパ最強のペンケースではないでしょうか。
他の3種類のXCOAシリーズのペンケースもAmazonだと非常に安く購入が出来るので、超お薦めのペンケースだと思います。
リヒトラブ スタンドブックペンケースのイマイチなとたところ
スタンドブックペンケースを使ってみて、イマイチに感じたところをご紹介いたします。
PUレザーの劣化
PUレザーによる上質な見た目や触り心地は非常に好感が持てるのですが、経年劣化によってベタつきや、表面の剥がれなどの症状が出ます。
PUレザーの寿命は、商品の品質や使用状況、保管状況によって大きく差が出ます。
スタンドブックペンケースを購入する前に、このPUレザーの経年劣化に不安を感じて一度購入を見送ったのですが、例え2~3年で劣化が来てもそれまで所有する喜びを感じる事ができればよいと割り切って購入しました。
経年劣化を気にするのであれば、シャーペンのグリップ部のエラストマーやゴムも同様に加水分解による経年劣化がいつか起こります。
このような経年劣化を気にすればキリがないので、気に入った物を大事に使っていく事だけを考えていくべきではないでしょうか。
スタンドブックペンケースの安定性

このペンケースは「ハの字」に開く事で、スタンド状態で置く事ができます。正直構造上、足元の部分が強度不足であるのは否定できません。
よって机の上に置いている状態で、何かが当たってペンケースが転倒&落下をしてしまう可能性はあるので、そこは注意が必要だと思います。
もし次のリニューアル版を出すのであれば、足元をもう少し安定できる形状や材質にしてもらえるとさらによい商品になると思いました。
クッションプレートの一番端の形状

クッションプレートはまっすぐに立っているのではなく、全てがどちらかに傾いています。これはコクヨのペンケースに搭載されている「ナミナミプレート」も同様にペンを守るプレートは真っすぐには立たずに傾いています。これはコストの問題なのか設計の問題かは、わかりませんがまっすぐに立っている方が良かったなと思いました。ここは少し残念なポイントです。
ペンケースのサイズ

息子が使っているペンケース(PF-05L)は3階建ての大容量タイプであるにも関わらず、並べてみるとこの位のサイズ感となっています。厚みと横の長さはあまり変わりませんが、縦の長さが1.5倍以上あるので場所を取ります。
これに関してはこのペンケースがこのサイズを要する以上、難癖をつけているレベルかと思いますが、敢えて欠点と言えばという事です。
購入前にサイズを見ていても、実際に手にしたら以外に大きいと感じる方もいるようなのでしっかりとイメージする事が必要です。
私は他のペンケースや本などでサイズ感をイメージして購入したので、商品が届いて手にしたら「思ったより小さくね?」と思ってしまいました。学生さんが授業中に机の上に置くには正直大きいと思いますが、家で使ったり社会人の方がバックに入れて持ち運ぶのであればまったく問題がないサイズだと思いました。
リヒトラブ XCOA スタンドブックペンケースをお薦めする人
このスタンドブックペンケースは、サイズに対してたくさんの筆記具が入る訳ではありません。
サイズが大きいので取り扱いが難しく、持ち運びにも不便な面があります。
しかし、デメリット以上に所有感が非常に高いペンケースだといえます。人とは違ったペンケースが欲しい方や、スタンド機能や使う用途に共感できる方にはお薦めできるペンケースだと言えます。
・他とは違うペンケースが欲しい方
・大事なペンを傷から守ってくれるペンケースが欲しい方
・大容量ではないので、必要数の文具で完結できるペンケースを求めている方
・この価格で質感のよいペンケースが欲しい方
私はこの4つ全てに当てはまっているので、購入して本当に良かったと思っている一人です。
最後に
ご紹介しました「リヒトラブ スタンドブックペンケース」は、右側にペンが6本、左側には以外に物が入らないように感じますが、大事なペンを数本と必要最小限の文具を選りすぐってスタンドペンケースとして使えるのは非常に価値ある商品ではないでしょうか。
また、私が使用しているように左側にカラーボールペン等を差し込むことで、ペンの収納数を増やすなど工夫する事で自分流のペンケースに仕上げるのも楽しかったです。
価格に対してのクオリティは非常に高いといえる「リヒトラブのXCOAシリーズ」はお薦めのペンケースだと思いました。


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